2008年04月
2008年04月30日
さくら
関東地方の桜に盛りにドイツへ行っていて今年の桜は無し、という話を先月初めにしました。あきらめていたのですが、聖火リレーのニュースを見ていたら、長野県はまだ桜が咲いているじゃないですか。それで、やっぱりどうにもおさまりがつかず、月曜日(4/28)に蓼科の北側にある光禅寺というお寺へ桜を見に行ってきました。山の中のお寺で、手水場の石の器にきれいにコケがついている様子です。満開の桜や大きな杉の木もきれいだけど、ちいさなコケも美しさでは負けていませんでした。
右画像は蓼科山です。沿道の白樺並木に若葉がつくのは、もう少し先のようです。
さっき、マレーシアに行った方から写真を見せてもらいました。その写真に写っていたミツヅノコノハガエルは丸々と太ってかっこよかった。
右画像は蓼科山です。沿道の白樺並木に若葉がつくのは、もう少し先のようです。
さっき、マレーシアに行った方から写真を見せてもらいました。その写真に写っていたミツヅノコノハガエルは丸々と太ってかっこよかった。
2008年04月29日
はじめてのカエルへのエサやり(始めてのカエル飼育)
暖かくなってカエル飼育を始める方もちらほらと出る季節になりました。(^^
今日、カエルのエサにするコオロギの注文と一緒に「餌の与え方の基準を教えていただけませんか。」とご質問をいただきました。3センチのツチガエルを飼育されるそうです。
簡単ではありますが、お答えした内容をご紹介します。カエルの大きさやエサの取り方で、エサとするコオロギの大きさは異なりますが、基本的なエサやりについての参考にしていただけると思います。
3センチくらいのツチガエルに5,6令のコオロギを与えるのであれば、
1日1匹くらいの目安でいいと思います。(画像のコオロギが5.6令)
ただし、これはあくまでも、量の目安です。
コオロギも生き物ですので脱皮して大きくなります。
大きいのを食べさせたら、2日分と考え、次の日はエサやりは
休むとか、コオロギが小さめであれば、2匹あげるとか。。
カエルの胃袋の大きさを想像して、量は調整する必要があります。
カエルは、やればやるだけ食べてしまいますので、
カエルの体つきやフンをしているかを見ながら、
やせすぎないよう、ふとりすぎないよう、エサの量を加減してください。
また、コオロギにもエサが必要です。
タンパク質のあるものを与えないと共食いをします。
よろしければ、コオロギのエサ(231円)も一緒にお送りできます。
1袋で、1ヶ月くらいは使えます。
いろいろなカエルのために、いろいろなサイズのエサ用コオロギを
用意しています。1匹からご購入いただけますので、お気軽に
ご利用ください。通販で全国へ発送しています。
今日、カエルのエサにするコオロギの注文と一緒に「餌の与え方の基準を教えていただけませんか。」とご質問をいただきました。3センチのツチガエルを飼育されるそうです。
簡単ではありますが、お答えした内容をご紹介します。カエルの大きさやエサの取り方で、エサとするコオロギの大きさは異なりますが、基本的なエサやりについての参考にしていただけると思います。
3センチくらいのツチガエルに5,6令のコオロギを与えるのであれば、
1日1匹くらいの目安でいいと思います。(画像のコオロギが5.6令)
ただし、これはあくまでも、量の目安です。
コオロギも生き物ですので脱皮して大きくなります。
大きいのを食べさせたら、2日分と考え、次の日はエサやりは
休むとか、コオロギが小さめであれば、2匹あげるとか。。
カエルの胃袋の大きさを想像して、量は調整する必要があります。
カエルは、やればやるだけ食べてしまいますので、
カエルの体つきやフンをしているかを見ながら、
やせすぎないよう、ふとりすぎないよう、エサの量を加減してください。
また、コオロギにもエサが必要です。
タンパク質のあるものを与えないと共食いをします。
よろしければ、コオロギのエサ(231円)も一緒にお送りできます。
1袋で、1ヶ月くらいは使えます。
いろいろなカエルのために、いろいろなサイズのエサ用コオロギを
用意しています。1匹からご購入いただけますので、お気軽に
ご利用ください。通販で全国へ発送しています。
2008年04月26日
2008年04月25日
レティキュラタスとオタマジャクシ
レティキュラタスヤドクガエル Dendrobates reticulatusがオタマジャクシを運搬中の様子です。この画像はオランダの友人ルドが昨年ペルーに行ったときのものです。502点も画像を送ってくれたので、ワイルドスカイ店内にあるパソコンで見ていただけるようにします(4月25日から)。レティキュラタスの他に、イミテーター各種、バリアビリス、ウアカリやミステイオゥサスとか他にもいろいろ写っていますので、ぜひ見に来てください。ルドとは11年くらいつきあいがあって以前はブリーディングもやっていたのですが、いまはビバリウムをつくってます。
2008年04月20日
イミテーターヤドクガエルの子育て
2008年04月19日
イミテーターヤドクガエル‘バラデロ'
頭部はファンタスティクスみたい、下半身はレティクラタス、これハイブリッドではないようです。ヤドクガエルに詳しい人が見たら、いったい何なのという感じの不思議な模様と思います。そして、肉眼で見ているときには気がつかなかったのですが、背中に赤いスポットも見えています。他の個体にも赤いスポットがあったりするのか、他個体の写真も確かめてみようと思います。
このヤドクガエルの名前は、イミテーターヤドクガエル‘バラデロ’です。ワイルドスカイに入荷したことがありますが、産卵数が少なくて種親の数が増加しにくいので、ごく少数でした。ブリーダーのところでオタマジャクシが居るのを見てきたので、移動可能な大きさに成長するのが楽しみです。
2008年04月17日
カエルは自立している
普通に健康なカエルならビバリウムの中にいても、自立しているのです。だから、自分でハンティングしたり、水場に行って水浴します。エサを「食べさせる」ために、飼い主が何かする必要はありません。エサは食べさせるのではなく、自分で捕って食べるのが肉食動物の本能です。飼い主に時間がなくてカエルが獲物を見つけるまで待てない場合に、獲物をピンセットでカエルに近づけるのは仕方がないと思います。でも、闘牛場のような広いところへ「カエルを捕まえて移動させ」、獲物を見つけやすくしてあげるのは間違っていると思います。その行為の発意は優しさからかもしれませんが、カエルはそれを望んでいません。
気持ちよく寝ているところを、いきなり妨害されたら不快ですよね。メシを食わしてやるために起こしてやったと言い訳しても、カエルは人の言葉を理解できません。
爬虫・両生類ビジュアルガイド ヤドクガエル はヤドクガエルの専門書ですが、そういうことも書いたつもりです。
ビバリウムの本―カエルのいるテラリウムにも書いたつもりです。
飼育中のカエルの幸せを望む方やカエルを飼育してみようと考えている方は、ぜひ読んでください。
気持ちよく寝ているところを、いきなり妨害されたら不快ですよね。メシを食わしてやるために起こしてやったと言い訳しても、カエルは人の言葉を理解できません。
爬虫・両生類ビジュアルガイド ヤドクガエル はヤドクガエルの専門書ですが、そういうことも書いたつもりです。
ビバリウムの本―カエルのいるテラリウムにも書いたつもりです。
飼育中のカエルの幸せを望む方やカエルを飼育してみようと考えている方は、ぜひ読んでください。
2008年04月16日
ホットアライバルリスト更新しました
ティランジアのホットアライバルリストを更新しました。ご注文お待ちしております。
この画像はティランジア・アエラントス‘ミニパープル'です。品種名の由来は、普通のアエラントスより一回り小型のうちに成熟して開花することと、葉の根本付近が紫色に色づくことから来ているようです。アエラントスは複数の花が同時に咲き、ショッキングピンクの額も大きく目立つので開花時に美しいです。この画像の株はまだ未熟で、葉っぱが細いです。大人のアエラントスの葉はもう少し幅広で、硬くて力強い感じになります。
ご注文はこちらからお願いします。
この画像はティランジア・アエラントス‘ミニパープル'です。品種名の由来は、普通のアエラントスより一回り小型のうちに成熟して開花することと、葉の根本付近が紫色に色づくことから来ているようです。アエラントスは複数の花が同時に咲き、ショッキングピンクの額も大きく目立つので開花時に美しいです。この画像の株はまだ未熟で、葉っぱが細いです。大人のアエラントスの葉はもう少し幅広で、硬くて力強い感じになります。
ご注文はこちらからお願いします。
2008年04月15日
アイゾメヤドクガエル‘オイヤポッキ'
アイゾメヤドクガエル‘オイヤポッキ'Dendrobates tinctorius 'Oyapok'です。リンク先では‘ホワイト'としていますが、‘オイヤポッキ'とするのが正統派と思いますので、早めに修正するようにしなければと思っています。‘ホワイト'でも流通名としてなら間違っていないけど、産地を現す‘オイヤポッキ'がベターですよね。2つの画像はお客さんが撮って、送ってくれたものです。私の画像よりずっときれいで、特徴もよく現していると思います。
この個体がワイルドスカイでお客さんを待っていた時期から比べると、ずいぶんと立派な体格に成長しています。指先の広がっている部分を「フィンガーパッド」と呼びます。ティンクトリウス(アイゾメヤドクガエル)のオスは、メスよりもフィンガーパッドが大きくて、雌雄がわかりやすいのですが、‘オイヤポッキ'は雌雄の差が小さくわかりにくいモルフ(形態=外見の違いにより種を細分化すること)です。
それで、この画像の個体が雄か雌かと聞かれると悩みます。‘オイヤポッキ'ではないティンクトリウスなら即座にメスと答えます。でも、‘オイヤポッキ'の場合は「メスのような気がする」と曖昧な答えになってしまいます。そういう場合は、複数の個体を比較して判別します。
この個体がワイルドスカイでお客さんを待っていた時期から比べると、ずいぶんと立派な体格に成長しています。指先の広がっている部分を「フィンガーパッド」と呼びます。ティンクトリウス(アイゾメヤドクガエル)のオスは、メスよりもフィンガーパッドが大きくて、雌雄がわかりやすいのですが、‘オイヤポッキ'は雌雄の差が小さくわかりにくいモルフ(形態=外見の違いにより種を細分化すること)です。
それで、この画像の個体が雄か雌かと聞かれると悩みます。‘オイヤポッキ'ではないティンクトリウスなら即座にメスと答えます。でも、‘オイヤポッキ'の場合は「メスのような気がする」と曖昧な答えになってしまいます。そういう場合は、複数の個体を比較して判別します。
2008年04月14日
イミテーターヤドクガエル‘グリーン'
ドイツでサッカーワールドカップがあったのは何年前でしたっけ。その開催中に乗った飛行機は、先っぽがこんな感じで、搭乗記念にサッカーボール模様のピンバッジもらいました(どっかいっちゃったけど・・・)。
そしてこちらはイミテーターヤドクガエルDendrobates imitatorです。サッカーボールに似ていたので並べてみました。
この画像とリンク先一番上の画像は同じと思います。でも色が違って見えますね、リンク先の方が赤みが強すぎるのでしょうか。どっちの画像が本物の近いのかと言いますと、ブログの方が実物に近いと思います。
そしてこちらはイミテーターヤドクガエルDendrobates imitatorです。サッカーボールに似ていたので並べてみました。
この画像とリンク先一番上の画像は同じと思います。でも色が違って見えますね、リンク先の方が赤みが強すぎるのでしょうか。どっちの画像が本物の近いのかと言いますと、ブログの方が実物に近いと思います。
2008年04月13日
アイゾメヤドクガエル‘ブラジル'とヤシパネル
アイゾメヤドクガエル‘ブラジル'(Dendrobates tinctorius 'Brazil'デンドロバテス・ティンクトリウス‘ブラジル')がヤシパネルを引きちぎって設けた洞穴から、猟場を見張っているところです。いつもこの洞穴に居て、エサをまくと地上にジャンプします。同じ個体がいるのか、複数の個体が入れ替わっているのか、それはわかりません。
このは8年前に当時はとても珍しかった「ラマシー様用にセット」とか言って、フィッシュマガジンに載せたビバリウムです。あれから8年、ラマシーが入荷する機会も多くなりました。
ヤシパネルにくっついているコケは私が植えたのではなく、勝手に生えてきました。地上に置いた。ホソバオキナゴケから胞子が飛んだにしては、ホソバオキナゴケとは姿が違います。入れた覚えのない植物が、いつの間にか生えてくるのは楽しいものです。
このは8年前に当時はとても珍しかった「ラマシー様用にセット」とか言って、フィッシュマガジンに載せたビバリウムです。あれから8年、ラマシーが入荷する機会も多くなりました。
ヤシパネルにくっついているコケは私が植えたのではなく、勝手に生えてきました。地上に置いた。ホソバオキナゴケから胞子が飛んだにしては、ホソバオキナゴケとは姿が違います。入れた覚えのない植物が、いつの間にか生えてくるのは楽しいものです。
2008年04月12日
2008年04月11日
ミスティングシステム稼働音を下げる
ワイルドスカイ店内のミスティングシステム設置の様子です。赤い矢印の先がポンプです。高い水圧をかけるため耐圧チューブの振動し、あちこちにあたって打撃音がします。ワイルドスカイのようにチューブむき出しだと、けっこう賑やかです。
こんな感じでチューブが蛍光灯にあたったり。
これは電話線などを壁に配線するときに使用するカバーです。このカバーの中にチューブを入れて配管すると、ずいぶん静かになります。中でチューブが暴れないように、きっちり詰め物をすればより効果的です。ミスティングシステムはコーヒーショップにあるエスプレッソマシーン用ポンプを流用しています。ですから、音の大きさもエスプレッソマシーンと同じくらいです。ただし、ワイルドスカイのようにむき出しで設置していると、エスプレッソマシーンより音量が上がりますので、ポンプを箱の中に設置するなどしてはいかがでしょうか。
こんな感じでチューブが蛍光灯にあたったり。
これは電話線などを壁に配線するときに使用するカバーです。このカバーの中にチューブを入れて配管すると、ずいぶん静かになります。中でチューブが暴れないように、きっちり詰め物をすればより効果的です。ミスティングシステムはコーヒーショップにあるエスプレッソマシーン用ポンプを流用しています。ですから、音の大きさもエスプレッソマシーンと同じくらいです。ただし、ワイルドスカイのようにむき出しで設置していると、エスプレッソマシーンより音量が上がりますので、ポンプを箱の中に設置するなどしてはいかがでしょうか。
2008年04月10日
ブラジルナッツとカタタネオティクスヤドクガエル
まだ起きていらっしゃる方いますか?今夜、午前3時からのナショナルジオグラフィックチャンネルで放送の「ディープジャングル」第2話にブラジルナッツのからにオタマジャクシを放つカスタネオィクスが登場します。
番組案内はこちらです。
番組案内はこちらです。
ドイツのカエルビーサン、midoriダイカットメモ、FruitChups・バスタオルなど入荷
ドイツ・ビーチサンダル\1980、FruitChups・バスタオル\819、スムース・ポーチ\840、パッキングテープ(イエロー・フェイス)\315、midoriダイカットメモ\294、midoriクリップ\294、midoriマグネット\368、木製ミニクリップセット\315、入荷しました。ドイツでみつけたカエル柄のビーチサンダルは、3個のみになります。もちろん、すべて、通販可。餌や器具と同梱できます。プレゼントラッピングも無料にて承りますので、ご利用くださいませ。
イチゴヤドクガエル‘エスクード'
プミリオ‘エスクード'Denndrobates pumilio 'Escudo'です。WEB用に保存すると、色がデジカメ画像より希釈されてしまうのを解決しようと頑張ってみた画像です。少しは実物に近づけたような気がします。右の個体なら皮膚の光り具合も、まあまあかな。左の個体ははじめから色が薄いので、これは仕方がないです。ひとつの画像をあれこれ2時間近くいじくり回してようやくここまで来ました。でも、クリックしていただいたときの画像が、いつもより小さいです。表示を大きくすると重くなって、回線が太くない人にはつらいですよね。
エスクード島はここです。
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エスクード島はここです。
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2008年04月07日
オーラタス‘パナマ'のいる山
オーラタス‘パナマ'の生息地の丘がパマナシティー中心部の向こうに見えています。高層ビルより高いけど、小さな山です。
上の画像の反対側(山の裏側)から見た様子。パナマ運河を渡った後、振り返ると見える風景です。写真を撮ったこの場所には自動小銃を担いだ兵隊さんが二人立っていました。写真は撮っても大丈夫のようです。
その山に登っていく道は市街地にあります。首都の中にある「丘」と呼ばれている小さな山にもヤドクガエルが棲んでいるパナマ、すごい。
機会がありましたら、エクストラクリーパー2号も見てください。ヤドクガエルに会いにパナマへ行ったときの写真が載っています。
上の画像の反対側(山の裏側)から見た様子。パナマ運河を渡った後、振り返ると見える風景です。写真を撮ったこの場所には自動小銃を担いだ兵隊さんが二人立っていました。写真は撮っても大丈夫のようです。
その山に登っていく道は市街地にあります。首都の中にある「丘」と呼ばれている小さな山にもヤドクガエルが棲んでいるパナマ、すごい。
機会がありましたら、エクストラクリーパー2号も見てください。ヤドクガエルに会いにパナマへ行ったときの写真が載っています。
2008年04月06日
いひこめあうすやーぱん
これはミュンヘン空港の国際線から国内線への連絡通路にあった大きな看板です。画像を縮小して見えないと思いますので補足すると、新聞一面見出しは「強風日本上陸」「独の旋風」と書いてあります。この看板のスポンサーは新聞社ではなく、ドイツのsparkasseという銀行(たぶん)です。新聞裏面には「ビジネスチャンス」の見出しが見えています。この看板を見て、ドイツが日本をいまでもライバル視していることが伺えて、うれしくなりました。
先週末滞在中には、ビール会社のテレビCMで日本語を聞きました。ビアホールに日本人が来て「こんにちは、この地方の特産品をお願いします」とオーダーすると、隣の席のドイツ人がドイツ語で何か言ったあと、スポンサーのビールが出てきます。ドイツ人が何を言っているの理解できない私は平和ボケですが、日本という国を身近に感じている国があることがうれしかったです。
先週末滞在中には、ビール会社のテレビCMで日本語を聞きました。ビアホールに日本人が来て「こんにちは、この地方の特産品をお願いします」とオーダーすると、隣の席のドイツ人がドイツ語で何か言ったあと、スポンサーのビールが出てきます。ドイツ人が何を言っているの理解できない私は平和ボケですが、日本という国を身近に感じている国があることがうれしかったです。